JR在来線のグリーン車に乗った時のことのメモ

先日、生まれて初めてJR在来線のグリーン車に乗ったのでその時のことをメモ。

在来線のグリーン車って、めちゃくちゃ縁遠くないですか? 俺、チケットが取れなかったという理由で新幹線のグリーン車は乗ったことあったんですが(そちらの方が全然価格は上なわけですが)、在来線のグリーン車は経験なかったわけです。

湘南新宿ライングリーン車に初めて乗ることになって、間違った時以外並んだことのないエリアをあえて選んで並んだんです。周囲を見てみると……別に客層は普通なんですよね。成金ババアとかシルクハットにステッキの紳士とかいるのかと思ったわけですが、見た目は全然ふつう。むしろジーンズにリュックみたいなお兄ちゃんもいる。……彼ら、何者なんですかね? 在来線で昼間っからグリーン車に乗ってる人たちって、どういう立場で、どういう意図でグリーン車に乗ってるんでしょうか。デイリーポータルZかなんかでインタビュー記事にしてくれないかしら。

そうそう、並ぶ前にグリーン券を買ったのでした。ホームにある券売機に、改札で使ったSuicaのカードを入れて、降車駅を選択すると、グリーン券の権利がSuicaに記録されるわけです。それから乗車。

俺が乗った時間はたまたま座れたわけですが、在来線のグリーン車は指定席ではないので、座れるとは限らないんですね。空いてたら座れる。っていうか、座れないならグリーン券売るなよという気もしますが、その辺はコントロールしてるかもしれませんね。

席に座って上を見上げると、天井にSuicaをタッチさせる機械がついてます。タッチさせると赤いランプが緑に変わるんです。降車駅まではランプが緑。俺はここに居ていいチケットを持ってるよ、ということが明示される。車掌さんは各人の頭の上のランプが緑色であることを確認するだけで声もかけてこない。便利なシステムですな。

しかも、降車駅に到着する前に、別の席に移ってもう一度Suicaを頭上の機械に当てると、ランプが緑に変わってさっきまで座ってた席のランプが赤になるんですよね。まあ考えたら当たり前なんですけどよくできてるな、と。

あと、グリーン車車両2両の真ん中にトイレがあります。席を回転させて向かい合わせにすることもできました(俺の乗った時間はそんな人いませんでしたけど)。俺にとって通勤電車的にしか使ったことがなかった湘南新宿ラインも結構快適空間になりますね、グリーン券ひとつで。

そう考えると小一時間とか乗るんだったら、缶チューハイ片手にグリーン券をおごっちゃうのも、悪くないのかもなぁとか思ったりしたのでした。おしまい。

……「いやー、俺ごく一般のサラリーマンだけど、タクシーと比べたら全然安いからグリーン車は全然フツーに使うけど??」みたいな人から見たら、このエントリ、ものすごーく貧乏くさいんですかね!? 俺は初体験だったの! 感動したの! ちょっと優越感すら感じちゃったの! すみませんね!!!! あーあ。