ネトラン

実はネットランナー時代の、月刊化した頃からずっと買ってる。ソフトバンクから出てたものが独立して数ヶ月前にネトランになったんだよね。自粛していた内容が過激になった……ってことなんだけど俺的にはよくわかっていない。俺はファイル交換もしないし市販のDVDも焼かないし、画像掲示板から萌え画像を根こそぎぶっこぬくこともないしMAD映像も作らないから。だからネトランの最新情報って俺には、実はほとんど必要ないのよね。ネットで話題になったトピックスが3週間遅れくらいで掲載されて、その頃にはちょっと懐かしいくらいの気持ちで、流行語大賞を見てるような気持ちで「ああ、ちょっと前にこんなこともあったなぁ」って思いをはせる、ぐらい。
俺は週刊アスキーも毎週買っているわけだがちっとも「詳しい人」にならない。ネトランを何の為に買っているかと言えば「今はフリーソフトでこんなことまでできるようになったのか」というのをぼんやり知っておくため、なんだと思う。てめえは徒歩なのにトンネルの高さ制限カンバンを見て「この高さまでOKなのか、ふーん」とか言ってるみたいな感じかな。週アスも「今はこんな風なことになってるのか〜」みたいにキーワードをぼんやり網膜に投影してる程度。職場で上司に話を合わせてしったかぶりするにはその程度で十分だからね。
でも俺、ネトラン好きなのよ。なんつーか、あのニュアンスが。何年やっても続いてるあの感じが。その誌名の由来が「インターネットが一般化されてく頃、このまま行けば角川が絶対『ネットウォーカー』って雑誌を出すに決まってる」という予想をして、それを封じる意味で命名したって話が凄くいいなぁ、って今も思ってます。