こんな漫画どう?

めちゃくちゃ面白い単行本マンガなんだけど、残り5ページってところで見開きの小説になっちゃうの。話が文章だけで解決しちゃう。残り3ページは漫画に戻って終幕。読者はめちゃくちゃ肩透かしを食らわされてナンジャコリャと思うんだけど、話として面白いから全否定できない感じ。で、後日その見開き2ページの部分が映画になるの。実写で。しかも文章+残り3ページで表現されていた結末が叙述トリックで、納得させられてた結果がひっくり返るの。ひっくり返るんだけど、映画観ただけでは映画単体で完結してる為、元のマンガを知らない人だと特に驚かないの。マンガ観てから来た人は叙述トリックに気がついて「ア゛ーーッ!」って声出しちゃう。
そんな作品。かけ出しの漫画家さんがやるのは無理だよね。商業的に既に成功している大物が、強力な企画力を持つブレインをつけて取り掛かる作品だと思う。
 
……口で言うのは簡単だ。夢物語も甚だしい。