笑点

笑点というか、笑点の名物メインコーナーである大喜利ね。円楽師匠が療養中ということで、交替で進行役をやってるんですよね。皆さん相当お年だし、いつ誰が欠けてもおかしくない状況ですもんね。
一人一人減っていくのはつらく悲しいことですので、一気に若い落語家さんたちと交替してもらう、って手もありますけども、笑点愛する人からのクレームが大きそう。まあクレームが大きいのは当たり前だから受け止めるとしても、正直ショックで寝込んで生きる気力を失って……なんて人も少なくないんじゃないか、みたいな恐怖というか。病床から見える、窓ガラスの向こうの最後の一葉と申しましょうか。
 
「若い芸人さんたちを整形手術してこっそり入れ替えるか!」「現代のコンピュータグラフィック技術ならば!」「ええい、サイボーグを開発せよ!」みたいな面白くもないブラックジョークを言うのはキスより簡単だけど、誰に対しても失礼な話ですしねぇ。
 
ここは再放送しかないんじゃないですかね。時事ネタが取り上げられるタイミングで当時の映像を挿入して、右下の枠内に出演者(歌丸さんとか)の現在の映像とコメントを合わせる仕組み。当時を思い出しつつ、今も元気であることがアピールできつつ、全員が揃う必要もなく、熱狂的なファンも他の番組や出演者よりも納得できる、と。
当時を懐かしむ、みたいな番組はいつもそれなりに視聴率稼げるんでしょ? 需要はあるってことでいいんじゃないですかね。