芸能人として生きる

歌手が、映画に出演することになった経緯を質問された時「はじめは全然自信がなかったんですが、原作を読んでみて○○という役に魅せられてしまって」みたいなこと答えること多いですよね。「この役に強烈に惹かれて」とか。そんな程度の理由で映画の主演はれちゃうのか、はっちゃうのかお前は、みたいに考えちゃうんだよね。
歌手、特に顔が可愛らしい女性歌手は、大前提として「歌でも映画でもテレビドラマでもグラビアでも、何でもいいんです。とにかくいろんなメディアに露出して、有名人としてちやほやされたい」って言っちゃうわけには行かないんですよね。言ってもいいけど言った途端にB級認定されちゃう。「とにかくいろんなことを貪欲にやってみたいんです」とか言うなら、歌手と並行して自宅で内職やるとか、アルバイトに汗を流したりすればいいんじゃないか、とか思っちゃう。
……いや、ホントはそんな底意地の悪いこと言いたくないんです。ただ「私にとって音楽とは、ないと生きていけないもの」みたいなこと言ってた人がポーンと映画に主演デビューとかしてると、どうしても「何でもいいんじゃんよ!」とつっこみたくなっちゃうわけなんですよ。ま、結局は底意地が悪いわけなんですが。