アニメーション映画 続き

昨日こんなこと書いたら
http://d.hatena.ne.jp/yurusu/20060729/1154198181
こちらのような感想(?)をいただいたのです。ちゃんとリンクされた上で。アクセスログで発見しました。
http://d.hatena.ne.jp/owl/20060729#neta

■残念!
ネタにマジレスはカコワルイというのは充分わかっておりますが。

http://d.hatena.ne.jp/yurusu/20060729/1154198181
一流どこの声優は自分が俳優であることに誇りを持っているひとばかり*4だから、発想が逆なのである。

本来的な話をすれば、声優というのは、俳優の仕事のうちのひとつ(俳優業のテクニックの一部を利用してなされる副業)にすぎないのであって、これは実情的見地からも哲学的見地からも支持されるはず。(各論はばっさり省略。)

…でも糸井重里とか木村拓哉なんてあたりを挙げられるとこの論では正直つらいのも事実。
*4:逆に声優と呼ばれることに違和感を覚えるらしい。声優という職業カテゴリを認めたくないようだ。

実際俺、「アニメーション作品で声優を受け持つ多くの役者さんたちが声優と呼ばれることに違和感を持ち、俳優業の一環としてアニメーション作品に声の出演をしているだけで、自分が『声優』であるつもりはない」という事実を知らなかったんですね。そう考えてる役者さんたちが全体のおよそ何割くらいなのかも、未だにわからないんですけど。その点、まあ俺の知識が足りないわけですね。
それでも「もちろん俳優業として舞台や映画に出演している役者さんだが、仕事の多くはアニメーション作品の声の作品だし、名前を出せば『○○の声で有名』という認識の俳優さんはたくさん居て、本人の意向にかかわらず、『日本最高峰の声優さん達』と呼ばれる人たちはいる」と思ってるんですけど。発想は逆であっても、こちらのほうが一般的な認識だと思ってます。
その認識を踏まえた上であってもなお、俺が本文で書いている「ジブリ作品の声の出演が一般的に声優と呼ばれない実績の俳優さんたちで、それで悔しい思いをしてたりしないのかな?」という疑問には全然ブレがないというか、俺の文章を書いた目的とその着地点にはズレは生じてない、と思うんです。
……だとすると、リンクしてくださったowlさんが「残念!」というタイトルを付けてらっしゃるのは「この実験4号ってヤツは知識が足りてないな。いっぱしのこと書いてるようだけどハイ、残念賞」という意味なんでしょうね、きっと。本文で伝えようとしているモノゴトの中心じゃなく、それに関する知識の足りなさを哀れまれてるんですよね、きっと。


名指しで見下され哀れまれるってのは結構、なんというかこう、心が動きますね。それがowlさんの目的のひとつならば、それは充分に成功しています。
っていうかどのへんが「ネタ」なの? その上で格好悪い思いをさせて人に迷惑をかけてるの俺。マジレスされたというより、ただ馬鹿にされた気分。


ちなみにowlさんとこういったやりとり(?)をするのはこの時以来ですね。
http://replica-love.jp/sayonana/archives/000542.html

<追記>
昨日こんなことを熱くなって書いたんですけど、先方には全然相手にされてませんでした。俺の一人相撲ってコトで。34歳にもなってお恥ずかしい限りです。反省反省。(06/07/31 14:20)
<追記2>
あ、あと俺、生まれてから一度も、自分のサイトにおいて誰かをアクセスブロックしたことなんてないです。方法も知らない。その点は誤解です。(06/07/31 21:05)