寝てるんじゃない、考えてるんだ

居眠りしてはいけない会議でどうにもこうにもウトウトしてしまう時、頭を抱えるようにしたり頬杖ならぬ「おでこ杖」にしたりして、寝ているのではなく考えているのだ、とアピールをすることがある。実際にはウトウトしている。
ところが、他人が同じことをやっているの見ると、「あれは考えているフリをしているが明らかに寝ているのだ」ということが明確にわかる。だって時おり首カクッとかなってるし。他人から見たら絶対わかるのに、自分が眠たい時は「なんとか考えているフリに見せかけられるんじゃないか」とか甘いことを考えてしまうのは、結局眠たくて判断力が鈍っているってことなんだなぁと思った。
ちなみに、考えてるフリをしてる人に「居眠りすんなよ」と言うと「考えてるんだよ!」と烈火の如く怒り出しますよね。あれはテレビ点けっぱなしで寝てるお父さんの前でテレビを消すと、お父さん急に「目ぇつぶって聞いてるんだよ!」とブチ切れる、ってのに似ているなぁ、と。