時間と良識と世論が本当の答えを

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ミュージックマシーンのBBSに、デジタルマガジン「ManYo」に載った大友康平の手記と思われる文章が載っていたので転載してみる。

みんなへのメッセージ


 ずっと黙っていようと思っていたけれど、一言だけ言わせてもらいたい。
 まず、あのような状況の中、大阪城野音と武道館に足を運んでくれて、しかも、あんなに良い顔をして楽しんでくれて、本当にありがとう! そして、ファンのみんなには、たくさんの心配をかけてしまった。こころからお詫びしたい。
 先日、ファンの人と少しだけ話せる機会があって、俺が何も語らないことで、色々な憶測が飛び交い、必要以上に心配をかけてしまっていると言われた。心配させてしまったことは申し訳ないと思う。でも、俺があえて何も語らないのは、真実を語れば語るだけ、二十年以上も付き合ってきた人達を、傷つけることになるからだ。
 いろいろ言われているが、俺はすでにメンバーと話し合い、それぞれに対して答えを出してきた。その答えに彼らは納得がいかなくなったのかもしれないが、俺の答えは決して変わらない。
 六人に戻って欲しいという署名運動の声も届いている。しかし、自分たちの利己的な生き方の問題に、ファンやマスコミを巻き込むことが俺には理解できない。六人に戻れないことは、自分たちが一番よく分かっているはずだ。
 俺が語らないことで、事実無根の中傷ばかりか、俺の署名入りの偽造メールまで出てきてしまった。俺を信じてくれる人には付いてきて欲しいと思う。みんなには、冷静に真実を見極めて欲しい。俺はすでに、信頼出来る人たちと共に、前に向かって歩き出している。
 俺は俺の信念を曲げるつもりは無い。俺にはロックンロールがある。体を削って、死ぬ気で唄っていく! そして、彼らにも彼らのロックンロールがあるはずだ。それぞれの道を走っていこう。
 いずれ、時間と良識と世論が本当の答えを出して理解してくれるはずだ。


大友康平

この文章を読んで「ああ、そうだったんだ」「心配は要らないってことなんだね」と溜飲を下げる人が、一人でもいるのだろうか? あるいは「そうか、六人のハウンドドッグを待っていても仕方がない、大友について行こう!」と思う人がどれくらいいるのだろう。
少なくとも、「すでにメンバーと話し合い、それぞれに対して」出してきた大友康平の答えは、本当の答えではないんだよね。本当の答えを出すのは時間と良識と世論なんだから。
大友康平が出した答えとか信念は結局「自分だけがハウンドドッグの資産を継承できる存在である」ってことなのかな。全部捨てて(少なくとも10年間は凍結させる、とかして)、ソロの作品で勝負するって断言してみせたら、それはそれはロックンロールで格好良い態度のような気がするのだけど。