さくら

2003年の森山直太朗さくら(独唱)」のヒットに始まり、2004年河口恭吾「桜」、2005年ケツメイシの「さくら」の大ヒットで、毎年頭の「さくら」タイトルのシングルヒットが話題になってたわけだ。ところがコブクロ「桜」が今年の秋にヒットしてしまって、「おいおい早いよ」と誰もが脳内でつっこみつつも「時期を早めるってのはうまい戦法だな」と舌を巻いたわけですね。
 
そこで来年頭だ。もちろんたくさんの「さくら」「サクラ」「桜」なタイトルのシングルが売り出されるんでしょう。俺としては、やっぱりここは男性ハーモニーの大本命、ケミストリーの登場を期待したい。
ただ、普通に桜の美しさを讃えるような曲ではつまらない。できることなら「客のふりをして他の客の買い気をそそる役を演じる人の歌」とか「馬肉の歌」を高らかに歌い上げて世の中を盛り上げて欲しいものだ。
 
しかもこのタイミングでBUCK-TICKが、アルバム『狂った太陽』収録の「さくら」をシングルカットするようなウィットの利いた攻撃をしてくれたら俺は大喜びで購入させてもらいますよ! ……そりゃ無理か。