ネット麻雀の新機能を思いついた(東風荘の思い出)

インターネット雀荘東風荘」ってのがあって、それの新機能を思いついた。……ってほどのものでもないんだけどさ。
勝ち負けをを熱くさせる手法として「秘蔵画像表示機能の」というのはどうだろう。対局の前に数十枚のJPG画像をセットしておくわけ。画面の構成は真ん中に卓が表示されててその下にチャット画面、その左上・左下・右下・右上にそれぞれ東南西北のプレイヤーの画像がセットした画像が表示されてる。対局して、誰かが振り込んだらそのプレイヤーの画像が次の画像に更新される。子がツモると親の画像が更新される。親がツモると全員の画像が更新される。それだけ。勝ち続ければセットした画像はほとんど消費されないし、負け続ければセットした画像はほとんど披露することになる。
インターネットで良いなって画像を見かけた時、右クリックして保存したりするでしょう? でもその画像って使い道がないんですよね。時間がある時はフォルダを開いてうっとり眺めたりするけど(溜め込んだ画像をぼんやり眺めて半日過ごすのは悪くない余暇の過ごし方ではあるけれど)、実際にゃそんな時間そうそうないじゃないですか。ネット麻雀やる時にセットしておいて、「俺に勝ったら凄い画像が表示されるぜ、見たかったら俺を倒してみな!」なんていうのは面白いと思うんだけどな。2010年1月1日以降も画像の保存は違法じゃありません。しかも麻雀の対局者とチャット参加者に見せる程度なら個人的な利用の範囲内。送信可能化による他人の権利の侵害にもあたらない……んじゃないかな?
まあ受け狙いの人とか、持ってる画像を見せたくて仕方がないだけの人と対局すると、麻雀自体が面白くなくなったり、画像見て嫌な気分になったりするかもしれないけどね。身内の間でやる分には盛り上がると思うんだよね。
思えば俺の使ってる「実験4号」ってハンドルネームも、インターネット雀荘東風荘」にログインする為につけた名前だったんだよね。単純にTheピーズの名曲からお借りしただけなんですけど。あれからもう12年……。今じゃログインIDもパスワードもわからないなぁ。「Rate」と呼ばれる成績数値も、試合数の割には悪くなかったんだけどな。
懐かしいなぁ。テレホタイムになれば東風荘にログインして、既に打ってる仲間を探して、とりあえずチャットに参加して、次の対局から一緒に打って、日付が変わる頃には他の友人がどんどん集まって、毎晩盛り上がったものです。東風荘って対局者4名以外に観戦が10名まで参加できるんだけどそれが満員になっちゃうくらい。途中からチャットばっかりが目的になっちゃって、次誰打つ? 俺は観戦、どーぞどーぞなんて譲り合ったりして、そのうち制限時間が切れてロビーに放り出されて、焦って同じ卓に予約入れて、また同じ卓で再会してってのを繰り返してた。自分たちで期間を決めて大会をやったりね。中でも仲のいい相手ができたりして、東風荘の卓でチャットをやりつつ、ICQでメッセージを飛ばしあったり。IRCでチャットだけに集中したり。こうなると東風荘の思い出でもないけど、恋愛の悩みを聞いたり愚痴を聞いてもらったり、毎日朝4時5時までモニタの前から離れられなかったなぁ。もちろんオフラインで飲み会やったりね。懐かしいなぁ。何年か経つうちに少しずつ離れていって、東風荘にもあまりログインしなくなって、ICQも居留守が多くなって、リアルタイムのやりとりに対応しづらくなっていったんだよね。コミュニケーションの方法はmixiみたいな自分の都合に合わせやすい方法に変わっていくわけだけど、ここへきてちょっとTwitterが盛り上がってるってのは、そういうリアルタイムのコミュニケーションを面白がってる人たちの盛り上がりだと思うんだけど。
話がズレ過ぎちゃったわけだけど、河岸が変わったって対人間のコミュニケーションはやっぱり面白いからさ。そん時に「秘蔵の画像を賭けてのゲーム」みたいなのはインターネット向きで面白いんじゃないかな、って思ったっていう、まぁそんだけの話。