岡村靖幸、初公判で起訴事実認め自作の詩を朗読

http://natalie.mu/news/show/id/6882

岡村靖幸被告が法廷で朗読した詩に関して、表記等は正確さを欠くが、詩の大意は以下の通り(一部抜粋)。
「裸足で氷の上を歩くようにしか人を愛せない」「なぜだろう みんなはスラッスラッとプロスケーターのようなのに」「嘘をついて 嘘をついて 嘘をついて」「裏切って 逃げて」「これは本当のぼくじゃない」「ぼくは寂しい」「ぼくは生まれてよかったのだろうか」「時代とうまくやっていけない」「友達とうまくやっていけない というか友達がいない」「大事なことがやっとわかった」「本当にやりたいことは 君と川を泳ぎたい」「いっしょに真夜中の川を泳ぎたい」

岡村靖幸の今後について、彼の罪について、罪の重さについて……等などに対して俺がコメントしたいと思うものは何一つ見当たらない。
俺がこの記事で唸ったのはただ一点、法廷で詩を朗読する岡村靖幸と、それを全力でできる限り正確にどの媒体よりも早く発信したナタリーとが、恐ろしいくらいに相性の良い、親和性の高い関係だということ。お互いの足りない部分を補いあう欠片であるかのように呼吸をともにした記事と言えるだろう。……ってそりゃちと大げさ過ぎだが、痒いところに手が届く、需要というものがわかってる(あるいは岡村靖幸という現象全体がよくわかってる)記事だなぁと素直に感服しました。彼が詩で気持ちを伝えたいと思った相手は誰だったのか、ってことですよね。