この企画誰かもらってください

新しい政党。
電波なモノ言いとおっしゃるかもしれませんが、まァこのタイミングだからということで勘弁してください。きっかけは先日の臓器移植法改正案が衆議院を通った時のニュース。「党議拘束をかけない」っていう選択肢があるってことを改めて認識したんですよね。
この新しい政党に所属する政治家は以下のルールを厳守します。

  • 衆議院議員なら4年、参議院議員なら6年を所属期間の限度とし、同政党からの連続での出馬はできません。
  • 各議員は公式サイトを持ち、議会で発言した内容・発言する予定の内容を全て開示します(リアルタイム公約更新)。
  • リアルタイム公約更新では、政策に関する意見を常に受け付け返答し、より良い政策を模索します。その経緯はすべてログとして開示します。
  • 党議拘束はありませんが、所属議員同士が公式サイトでのリアルタイム公約更新に嘘がないかをウォッチし合います。
  • リアルタイム公約更新に嘘があったと判明した場合、即刻辞職します(離党ではない)。
  • この政党および所属議員に接触を持とうとする団体、企業などがあった場合、その内容を全て開示します。

……なんてことをする政党があったとしたらどうかな、と。「ネットを使って意見を広く募って衆目の前で最善策を模索し、それだけを実行します!」なんて政治家が今後現れても全然おかしくないけど、その人ひとりじゃ意味ないと思うのね。政党に所属してる政治家全員がそのスタンスでお互いをウォッチしていたら……ちゃんと機能する気がするんだけどどうかな? だってさ、選挙直前でちょっと話聞いたってどんな人なのかなんて全然わからないし、既存の政党に所属すればどんな立派な人だって結局は多数決要員だからねぇ。政党としての意思を持たず、所属議員が市民の代弁者であることだけを保障する政党。
これって単純に政党制を否定してるだけですけどね(さらに言えば政治家自身の能力も否定してるわけだけど)。「政党制をやめよう!」なんて国会で言い出したって気狂い扱いされて取り合ってもらえないでしょ? 現在のシステムに則った状態で始めて議席数増やしていけるならそれが一番いいんじゃないかと。少なくとも俺なら、既存の政党よりこっちを選ぶと思います。
なんか誰かが似たようなことを書いてた気がするなぁ。っていうか別に誰でも思いつくアイディアな気がしてきた。何でもいいんだけど、とにかくそういう感じの、癒着や多数決論理に左右されない政治家に投票できる方法があればそれでいいです。「地盤・看板・鞄」とか「最後の『お願い』に参りました」とか、もううんざりです。