ヤフオクで入金したが全く連絡がない、という状況の件

つまんない話ですけど、体験して初めて知ったことを。
Yahoo!オークションで、コンサートのチケットを落札したんです。お金を振り込んだ後「取引ナビ」で連絡したんですけど、出品者から返信はなく、もちろんチケットが届くこともなく、2週間放置されたんです。取引ナビのやりとりだと、相手のメールアドレスもわかりませんから、取引ナビに何度でもメッセージ送る以外手の打ちようがない。
仕方がなくYahoo!に通報メールを送ったんです。でも実際には「通報」みたいな窓口はなくて、普通の問い合わせフォームなんですけど。そしたらすぐにYahoo!から、たいへん丁寧な、考え抜かれた「定型文」で返信がありました。「心中お察しします」みたいなことが書いてあって。
でも「トラブルは当事者同士で対応していただく決まりになってるんで、スミマセン」って内容なんですよ。何もしてくれないの。こっちは出品者のメールアドレスもわからないのに「取引ナビ以外の方法も含めて、何度か連絡してみて、もう少し待ってみてください」みたいなことを言うだけ。俺からすりゃとりあえず出品者のアカウントを停止するぐらいの対応は欲しいと思ったんですが(その人、他のものも出品中でしたから)、でも実際にゃこっちの言い分だけを一方的に正しいと判断できないだろうし、「当事者同士に任せるのスタンスで統一」しかない、ってことなんだろうなとは思うんですけど。
結局、ほどなく出品者から取引ナビに返信があって、チケットも手に入ったんです。もしかしたらYahoo!から「問い合わせが来てますよ」っていうメールが出品者に送られたのかもしれません。
で、連絡がなくて不安にさせられた代償として俺のできることと言えば、出品者のオークション評価に「とても悪い」をつけることぐらいなんです。出品者の立場で考えれば、訴えられることもほとんど無いだろうし、評価が下がること以外怖いものなんてないんだなぁ、と思いましたね。しかも俺は「悪い」の評価すらつけることができなかった。だって相手にはこっちの住所も本名もバレてますからね。逆恨みされるの怖いじゃないですか。結果的にはチケットも届いたし、コンサートにも行けたし。
今まで何十回もYahoo!オークションを使ってきて、今回みたいなことなかったんで、今回は勉強になりましたね。教訓は「なんかあってもYahoo!は助けてくれない」「相手のリスクはオークション評価ぐらいのもの」の2点です。
まあそんだけの話です。