年末年始のお笑い番組 感想

やっと時間ができたのでぼちぼち録画してた年末年始のお笑い番組を観ている。

  • 晦日の深夜(元日の早朝)にやってたピンクカーペットでは、藤本美貴さんの満点ストッパーぶりがすごかった。「ピンクカーペット会員」の評価が全員3点満点なら「満点大笑い」なわけだが、藤本さんのランプが三つ点灯しないばっかりに満点にならないネタが多数あった。っていうか「満点が出ない時=藤本さんが止めてる時」だった。このストッパーぶりは「33分探偵」の番組宣伝でレッドカーペットに出演した堂本剛以上であった。やっぱり藤本さんも堂本剛も笑いにうるさいんだなぁ、と思った。
  • 「笑ってはいけない新聞社」は、いつも通り面白かった。偉そうに言えばいつも程度に面白かった。終盤の「驚いてはいけない新聞社」は正直今ひとつだった。この「笑ってはいけない」シリーズはシステムというか構造が良くできてるんだよね。ちょうど2年前に書いたんだけど。

http://d.hatena.ne.jp/yurusu/20070121/warattehaikenai

  • 「史上空前!! 笑いの祭典ザ・ドリームマッチ」は去年の「若手芸人祭り」も含めて全部観てるんだけど、今回が一番面白かった。いくらなんでも「3時間でネタを全部作り、小道具そのほかもその場でありものを持ってきて準備する」みたいな設定自体信じられない。というか、第一回はコンビ決定からネタ発表まで1週間とかあったわけだし、その形式が望ましい。「限られた時間の中で頑張ってネタを作った結果です」みたいなハードルの下げ方を求められるものでもないだろうと。それこそ組み合わせで選ばれたコンビのほかに作家を1人2人入れてもかまわないから面白いものをやって欲しい。即興性とか不要なんだよ、バラエティ番組のトークで十分。……とは言うものの、番組冒頭のフィーリングカップル部分がこの番組の面白さでもあるんだけど。あと、前回に引き続き次長課長の井上がフィーリングカップルで最後まで残ってしまうのは、なんとなくわかる気がした。ちょっと浮世離れしたトコあるよね、井上って。
  • 今思えば一番面白かったのは、たまたまチャンネルを合わせたときにやっていたゴッドタンの特番の、ロバート秋山によるL.A.COBRAのロックネタだったような気がする。バードウォッチングとかカーセックスとか言ってるだけなんだけど。キングオブコントの「トゥトゥトゥ……サークル」に通じる面白さがあったような気がします。